CONCEPTこだわり

美しい唐木仏壇

(唐木仏壇は金仏壇と違って金箔などの豪華な装飾があまりなく、その代りに木目の美しさが活かされているのが特徴です。
黒檀・紫檀・鉄刀木などの唐木のほか屋久杉・桑・欅・桜などの素材も使われます。いづれも、格調が高く耐久性に優れた銘木です。
現在、徳島県は全国第一位の産地を誇っています。

ミヤヂのこだわり

受け継がれる美しい仏壇づくり

昭和39年の創業以来、日蓮正宗専門の仏壇を製造しています。一般に仏壇が亡くなった方をまつるのに対して、正宗仏壇はご本尊をおまつりします。ご本尊の掛け軸は、息がかかったり汚れたりしないよう、扉のついた厨子の中に仕舞っておき、毎晩のお祈りのときだけ、電動の扉を開け閉めします。祖父の代から、信仰への思いと仏壇づくりへの技術やこだわりを受け継いできました。伝統と信頼を守り、取引先は以前から変わっていません。現在、創業者の孫でもある三代目の宮地宏一が、社員一丸となり、さらなる進歩を続けています。

全国で数少ない正宗仏壇のメーカーとして

徳島県は古くから家具や木工製品の生産がさかんでした。そんな土壌の中、唐木仏壇の生産高は全国一を誇っています。それほどの産地でありながら、当社は徳島では唯一、全国でも数少ない正宗仏壇のメーカーです。
自社工場で木地加工、塗装、組立・仕上げまで、すべて一貫して生産しています。特に塗装にはこだわり、塗料メーカーと協力し、当社独自の塗料で、耐久性にすぐれた荘厳な美しい仕上がりの高級仏壇を手掛けています。

めざしたのはピアノ表面のような塗り

当社の製品はすべて熟練された職人による手作業です。特に塗装は、埃が付かないよう慎重にムラをなく塗るなど、熟練された職人技が必要です。さらに塗りむらをなくすために、塗装したパーツを一週間以上おいて乾かし、粗さの違うペーパーを一つずつ丁寧にかけていきます。こうして塗装、乾燥、研磨を繰り返し、普通の工程の何倍もの時間と手間をかけて仕上げていきます。そこから、ピアノの表面のような美しい鏡面が生まれてきます。

別注1本からでも承ります

正宗仏壇は、祈る人の好みや使い安さをカタチにしています。部屋の雰囲気やイメージにあわせ、白やピンクなどに塗装されたものもあります。何時間も御祈りする方のためには、収納式の椅子がついたものもあります。どのような方がどのようにお祈りされるのかを考えることは、商品づくりのアイデアにつながっていきます。新商品をつくるときは、設計図にそってボードで試作品をつくり、機械を取り付け、扉の動きなどをチェックします。
現在、伝統的な厨子仏壇から現代的な家具調仏壇まで、さまざまな仏壇をつくっています。すべて手作りなので、正宗仏壇でなくとも一本からでも受注できます。お気軽にお問い合わせください。